今回は下記に文京区の様々な遺品整理関連に関する意見と感想をまとめました
文京区の遺品整理に伴う片付けの感想・1
遺品整理業を営む友人の話。
依頼のなかでは実際に自分の身内からの依頼が過去にあったらしいです。
といってもそれほどしょっちゅう人が死ぬわけではないので、すごく稀ではあるらしいのですが。
その依頼は、友人から見て従姉妹の従姉妹のおばあさんの遺品整理だったそうです。
これだけ家系的に離れているにも関わらず、親族の死というだけで他の案件にはない気持ちが込み上げてくるらしいです。
この仕事をしていなかったら、例え親族といえど亡くなられたことは耳に入ってこなかったと思うと、友人は言ってました。
もちろんそういった緊張感もありますが、やはり身内の手前、下手な事をすると評判が一気に広まるのでもちろん気のゆるみはあってはなりません。
他のお客さんと変わらぬように、そこはビジネスとして取り組んだそうです。
例え親族でも、遠い親戚の死は耳にすら入らない事が往々にしておりますが、そういう仕事をしていると、嫌でも耳に入り易いのかもしれませんね。
文京区の遺品整理に関する色々な感想・2
遺品整理をしていると、知り合いからの依頼もあるそうです。
友人の両親や兄弟等ですね。
幸い私はまだ親族にまだ不幸がないので、そういったシチュエーションになていませんが。
ただ、仕事柄友達が皆で集まっているときは、話題にあまり友人の仕事はあがりません。
なんせときどきすごくグロい場面もありますから、当初は友人皆でそんな仕事をなぜ始めたのかと聞いたこともありましたが、今では皆も大人です。
いろいろな事情があるということはわかっているので、あまり聞いたりはしません。
友人もそのほうが居心地も良いように思えます。
ただ不思議なもので、それぞれに一対一で飲んでいるときなんかは、よく話をします。
やはり皆でワイワイ話すというより、サシでの話にならマジメに語れるという仕事なのでしょうか。
そんななかで、もし親族に何かあったら、あいつにお願いしようみたいな暗黙の了解というのでしょうか、そういうのがあります。
そんなときは友人もきちっと当たり前ですが仕事をしてくれます。
過去に3回ほど、仲間内で友人に遺品整理を依頼したケースに出くわしました。
「人の死で飯を食っているフシもある」と、だいぶ前に酔った勢いで友人が漏らしていました。
どういったいきさつで遺品整理業を始めたのかは知りませんが、おそらく色々な葛藤があったのだと思います。
友人としてたまにそういうはけ口になるのも悪くありません。
自分が逆の立場だったら絶対につけない職業であるが故に、彼のタフさは誰よりも私たち友人が理解しているつもりですから。
文京区の遺品整理関連で見た様々な感想・3
遺品整理業をしている友人から、少し変わった同僚の話を聞いた事があります。
お客さんは基本的に変わっている人は少なく、死んだ人の荷物整理ですから誰にでも遅かれ早かれそういったタイミングはやってきます。
しかしそれを生業にしている人間には、やはり少し変な奴も多い事は確かだと言っていました。
ちなみにその友人は意外なことに仲間内でもいたって普通。
普通過ぎるぐらいのところがあります。
まあ一人で遺品整理業を立ち上げた時点で変わっているんですけど、根は至って普通の人間です。
その同僚は起業後の2年目のときに入って来た社員の方らしいです。
男性でなんでもそれまでは車椅子のセールスマンをしていたそうです。
営業で病院へ出入りする間に、遺品整理業界のことを知ったそうです。
友人も仕事が軌道になっていた頃だったので、とりあえず社員募集しました。
彼はその一期生だったのです。
ある程度予測はしていたそうですが、応募者が全然集まらず、連絡をよこしたのはこの男性含めてわずか数名だけだったそうです。
文京区の遺品整理行った上での感想・4
遺品整理業を営んで2年目のときに社員を募集した友人。
そこに集まった2名の応募者。
一人目は女性の方で40代後半の主婦でした。
旦那さんがリストラにあった為にパートを捜していたものの、旦那様の仕事が全く決まらず待遇の良い社員募集にも応募をしてきたそうです。
ただ友人いわく非常に人当たりのいい女性だったらしく、うちじゃなくてもきっと拾ってもらえるところがありそう、という理由で不採用にしたんですね。
それより問題だったのがその変わった男性。
変わっているというより、まったく使えなさそうなオーラが全開だったそうです。
セールスマンだったのか疑わしいほどに噛むはで。
誠実そうではあったのですが、とにかく緊張するタイプだったと聞きました。
ところがそんな男性も採用してみると、遺品整理の取り立ててヘビーな現場では、誰にも負けないほどの落ち着きを見せるそうです。
こんなのは慣れっこだと言わんばかりに。
腐った遺体の前での肝の座り方は俺より遥かうえ、と友人が言っていました。
人それぞれ向き不向き、力を発揮できる部分を秘めているんですね。
文京区の遺品整理に伴う様々な作業の感想・5
遺品整理業者を営む友人に聞いた話で、一番高齢の遺品整理だったのはなんと103歳だそうです。
さすがに103歳ともなると生まれは明治時代です。
その方の両親の世代から残されているものにいたっては明治時代初期のものもゴロゴロあり珍しくありません。
包まれている包装紙の新聞に夏目漱石の連載小説が載っていたこともあったようです。
さらには江戸時代の藩主が死亡した記事なんかも載っていて、とくに歴史に詳しくなくても流石に江戸時代の人が普通にまだ生きていた時代ともなると、驚かずにはいられません。
その頃は満州ができた頃でもあるので、満州の記事が多く載っていたそうです。
今でこそ満州なんて教科書などの中で日本の領土か何か聞く程度なのに、本当にそういう国か地域があったんだと実感したと、友人が言っていました。
遺品整理をしているときは、基本的に個人の形見なのでその価値は親兄弟にしかわからないものがほとんどです。
しかしこういうご高齢の案件になると、遺品整理しながらたくさんの発見がある仕事になるようです。
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