今回は下記に松本市の様々な遺品整理関連に関する意見と感想をまとめました
松本市の遺品整理に伴う片付けの感想・1
私が”おうちのキレイ”を維持するお仕事をするようになって3年。
このたび初めて住居をお掃除するという目的で身内の住む部屋に入りました。
親戚づきあいや里帰りをしていて、仕事目線で部屋を見たり本格的にお掃除することって普段はないんです。
身内というのは遠い親戚です。
実は先日亡くなってしまい、住んでいた部屋を退去する関係から清掃のお手伝いに行くことになりました。
遺品整理の方は別の日に業者さんが来ることになっていたので、それより前に母が形見のとりわけ、私がお掃除と考えていました。
水回りから始めるかと台所へ行くと、あらら?
なんか、ものすごくきれい。
親戚は病気が重くなって入院し、そのまま病院で亡くなりました。
家をこんなにきれいにしてから入院してたなんて予想外。
棚の収納から換気扇、排水溝まで、日常普通に使いながらキレイを維持していた形跡がありました。
お風呂場もそんな感じです。
形見もひとまとめですぐわかり、しかも印鑑だけは見つからない念の入れよう。
思えば血縁なのできれい好きがいてもおかしくないんですが、私はここまで徹底する自信、ありません。
遺品整理の業者さんにとって、こういうお部屋って作業しやすいんでしょうか。
少なくとも、清掃業者の出る幕はなさそうです。
身内話になりましたが、プロの手がいらないほどおうちをキレイにするのが上手な人もいる、ということを親戚で実感した出来事でした。
松本市の遺品整理に関する色々な感想・2
近所づきあいと言えば最近あったことです。
向かいのおうちのおじいさんが亡くなりました。
最初気づいたのは、引っ越し業者かなって雰囲気の人たちが荷物を運んで出入りしてた時。
おばあさんのこと知ってたから、まさか引っ越し?と思って、庭にいるおばあさんのところに走って聞きに行きました。
そしたら、引っ越しじゃなくて、おじいさんが死んだから遺品整理に来てもらってるところでした。
おじいさんが亡くなったこと、私全然知らなかった。
(私はどこにも行かず普通に生活してたのに。
)
おばあさんは「あんたも忙しいんだからしょうがないよ」となぐさめてくれたけど、自分の薄情さに情けなくなりました。
私が今までおばあさんと話したのは、私が娘を連れて公園へ行ったとき、おばあさんは犬を連れて同じく公園を散歩しているとき。
家が真向いだと知ったのはわりと最近のことです。
私にとっては近所で世間話ができる数少ないご近所さんだったのに、お通夜にも気づかず過ごしてたなんて。
遺品整理は、息子さん夫婦が戻ってきて同居するからその準備だそうです。
犬と二人っきりじゃないとわかってちょっと安心。
遺品整理があった晩、うちに初めておばあさんと犬のけい子をご飯に招待しました。
同情とか義理じゃなくて、もっと遠慮しないで声かけてればよかったな。
松本市の遺品整理関連で見た様々な感想・3
いつもニットの委託販売でお世話になっているお店があります。
他の方が作ったあみぐるみがあって、めちゃくちゃかわいいなあといつも見てたんですが、先日たまたまその作家さんとお店でお会いしました。
Mijaさんというお名前で、作品のイメージに近い、ほわんほわんとしたステキな人でした!
Mijaさんはお店に相談があって来ていました。
亡くなったおばあ様が愛用していた編み針や毛糸、道具箱が出てきたので展示したいんだそうです。
当日ケータイを忘れたので全く写真が撮れなかったんですが、どれもこれもヨーロッパ風アンティークみたいで本当にかわいい。
今までMijaさんもその存在を知らなくて、遺品整理をしてみたら奥から道具はこの倍、毛糸はよくわかんないぐらい出てきたそうです。
毛糸を触らせてもらったんだけど、手触りや色味などこういう風合いのものは探してもそうは見つかりません。
あまりにも私が興奮していたので、毛糸を今度わけてもらえることになりました!!
幸せすぎます~。
遺品整理はまだ全部終わっていないので、もしかしたらまた違う物が出てくるかもしれないそうです
宝さがしみたいでステキ。
私のうちも、押入れが毛糸だらけでだんな様からはひんしゅく買ってますが、これでいいんだ(何が?)って気がしてきました。
松本市の遺品整理行った上での感想・4
僕の兄弟親戚には、あまり見かけない職業についている者がちょくちょくいる。
父の弟もたぶんそんな一人で、職業は刃物砥ぎ。
昔は全国を渡り歩いて、プロの料理人の包丁や美容師のはさみを砥いでいたと聞いたことがある。
そんなだから、はっきりいって姿をほとんど見たことがない。
この人が先月亡くなった。
行きつけの銭湯で倒れたらしく、室内での孤独死でなかったことがせめてもの幸い。
住んでいたところがいつの間にか九州の方になっていて、下手をすれば無縁仏になってしまうところだった。
叔父のこんな終わり方に、猫が誰もいないところに隠れて死ぬというのを何となく思い出した。
人間の方はそれでは済まなくて、父と僕とで遺体の引き取りや住んでいたアパートの片づけなど、場所が遠いだけにそこはけっこう骨折りだった。
アパートは狭さの割りに物が雑多で、猫のイメージは撤回。
父と二人で片づけるつもりだったが、ちょっとそういうわけにもいかない感じで、後日改めて遺品整理業者に入ってもらうことにした。
僕にとっては未知の親戚だけど父にとっては実の弟、部屋に長くいると悲しくなってくるらしい。
心の向くまま自由に生きることに憧れはあるけど、生きている限り必ず誰か心配する人がいる。
包丁、はさみのお得意さんも、叔父が現れなくなってどう思っているだろう。
葬式の時よりも遺品整理の時の方が、僕にとっては叔父との別れをしんみり実感する時間になりそうだ。
松本市の遺品整理に伴う様々な作業の感想・5
今年のいきいきセミナーは、いきいきと銘打っておきながら、5つのテーマのうち3つは自分の死後の後始末、今の言葉で「終活」にちなんだ内容でした。
そのため聴きに来られる方は例年より少し年齢層が上になるかと予想していたのですが、ふたを開けてみるとそれほどの違いがなく、若い方は20代もおられました。
特に反響が大きかったのは遺品整理の回です。
他のテーマに比べてまだなじみが薄く、イメージと実際のギャップもあって内容を具体的に知りたいと思った方が多かったようです。
遺品整理はこれまで、一人暮らしで身寄りがいない方の死後、遺族の代行で故人の所有していた物を処分するというケースは知られていましたが、ニーズとしては一人暮らしに限りません。
家族や親族のいるおうちからも遺品整理の依頼は増えています。
若い方が遺品整理に関心を持つのも、ご両親などのこれからを考えて知識を持っておきたいという思いがあるためかもしれません。
こうした傾向を踏まえ、専門の業者が増加していることはうれしいですし、安心して相談・依頼ができるよう企業努力を重ねているのも心強いことです。
今後はセミナーとしても、情報を更新しながら来られた方々と共有し、役に立つ内容になるよう充実させていきたいと思っています。
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