今回は下記に世田谷区の様々な遺品整理体験など感想をまとめました
世田谷区の遺品整理に伴う片付けの感想・1
最近の冠婚葬祭業はサービスの幅と深さがグレードアップしています。
結婚も成人式もいたれりつくせり、人が亡くなった後にやるべきことも大体ビジネスとして成り立つようです。
お墓まいりの代行なんていうのもそうだし、遺品整理もその一つ。
背景には高齢化や核家族化が進んだ結果、それらの担い手となる遺族がいないか極端に少なくなっている事情があるようです。
実は私も、近い親族が亡くなった際に遺品整理会社に依頼した経験があります。
遺品整理を業者に頼んだ理由はまさに人手がなかったからです。
みんな現実的に自分たちの生活があって、一人暮らしの家の片付けが突然舞い込んでもちょっとやそっとで終わるものではありません。
お金で解決と言っては身もふたもないけど、慣れたスタッフが短時間に集中して一気にけりをつけてくれるメリットは大きいです。
新しく出てきたサービスというのは、きめ細かく依頼者への配慮が考えられているのがデフォルトな傾向にあります。
ネットで事前に下調べをしておけばあまり身構えなくても済み、家ごとに事情が異なっても柔軟に対応してくれるはずなので、なじみが薄いサービスでも頼みやすい条件はそろっていると感じました。
これからは自分たちに必要なサービスはどれなのか、取捨選択する眼が各々に求められてくると思いますが、遺品整理に関しては必要とする家庭が今後増えてくるのではないかという感じがします。
世田谷区の遺品整理に関する色々な感想・2
先週のことです。
子供たちを連れて泊りがけで実家に帰ってきました。
木曜日は実家にある父の遺品を処分してもらうため、遺品整理の業者さんが来る日でした。
母が立ち会うのに私も付き合おうと思ったんです。
父は亡くなってまだ一年ちょっとだし、遺品を見てたら母がさみしくなるんじゃないかと気がかりで。
思ったより遺品整理作業に来たスタッフさんが多くて、私や子供たちも入れるとうち狭!な状態でした。
形見なんかはもうだいぶ前に決めてとっておいたので、父の部屋にあるものは全部今日でさようならです。
作業スタッフさんたちはそれはもう手際がよくて、今まで引っ越しの荷造りなんかはいつも自分たちでやるタイプだったんですが、箱詰めや運び出しのスピードは私の四倍速くらいに速かったんじゃないかしら。
母はというと、別段へこみもせずキリッとした様子で作業を見守っていました。
家具類がなくなってしまうとかなり部屋の中はさっぱりしました。
遺品整理が終わった後はおそうじも軽くしてもらえたので、父の部屋は当面子供たちの遊び場になりそうです。
処分せず残しておいた本棚には写真や形見を飾りたいと母は言います。
父の居場所もこうして新しくしてあげられてよかったです。
世田谷区の遺品整理関連で見た様々な感想・3
家賃収入で生活できるって超うらやましい。
いいことばっかりじゃないという話を今日聞いたけど、それでもやっぱり薄給のハケンにはそんなのぜいたくです。
うちの大家さんは持ちビルの1階で飲み屋のオーナーもしているので、よく飲みにいっては世間話をします。
今日聞いたのは私が住んでいるのとは別のマンションの話。
入居者が亡くなったんだそうです。
外出中の交通事故だから部屋は事故物件にはならなくてそこはセーフ。
問題は、遺族が部屋の片付けに来てくれないことです。
それはもう困るどころじゃない大トラブル。
家賃は当然滞るし、荷物の処分にも遺族が責任をとってくれない。
最終的には遺品整理業者に入ってもらい、費用は大家さんもちになるんだそうです。
遺族ヒドイですよね…
こういうケースは最近ちょくちょくあるそうで、うちの大家さんが遺品整理の業者を利用するのは実は2回目。
亡くなった本人は死ぬつもりじゃなかったから責められないけど、保証人立てたって連絡がつかなければ後始末は結局大家の仕事。
せめて良い清掃業者と遺品整理業者を見つけておいて、スムーズに処理するしかないねえ。
大家なんてなるもんじゃないよ。
とため息をついていました。
ハケンと大家の身分交換する?と言ったら即却下するのに。
という言葉は飲み込みました。
お互い大変だよね、といって更けていく夜。
世田谷区の遺品整理行った上での感想・4
今年はお祝い事もあれば不幸もあって何かとあわただしいです。
特にいとこの姉がなくなったのは私にとっては印象的で大きな出来事でした。
家も近かったし、従姉にはお父さんがすでになかったので、葬儀と遺品整理をしっかりお手伝いしたんです。
実は従姉が存命中から「お手伝い」というのは始まっていました。
従姉は病気で入退院を繰り返していたので、生前に形見を譲り受けたり、万が一の時どうするかの相談も従姉のお母さんより私の方が中心だったんだろうと思います。
従姉にとっての肉親は従姉のお母さんだけで、従姉はおばさんが一人残されることをすごく心配していました。
私も死を前提にした相談なんてされても悲しくていやだったけど、同じことを母親にするなんて辛くてできないのは当然。
二人の気持ちを考えてできることならとその役割を引き受けていました。
遺品整理は第三者にやってほしいという具体的な希望に、ネットで業者を探したのも私。
遺影をきれいに撮ったのも私。
そのたびに従姉が深々とお礼を言ってくれました。
お葬式の時の写真はみんながきれいだとほめていましたし、遺品整理も周囲がびっくりするほどスムーズに済みました。
できれば完治して、こんな準備全部ムダになったねと笑いたかったけれど、従姉も今は安心してくれていると思います。
こんな経験は何度もしたくないけれど、いざという時に慌てないだけの経験値だけはしっかり身についたと思っています。
世田谷区の遺品整理に伴う様々な作業の感想・5
今、友達の親の兄弟同士が遺産を巡ってドロドロのけんかをしているそうです。
その話を聞いてうちにもそういえばドロドロあったわ、と思い出してしまいました。
私の父はこの数年海外勤務をしていました。
その間に父方のおばあちゃんが亡くなってしまいました。
父はお葬式にギリギリ間に合って勤務地へとんぼ返りし、その後のことは他の親戚にまかせるしかなかったんだと思います。
たぶん遺産のこともあったんだろうけど、長男の父がいないとなかなか前に進まなくて、今思えばあの頃すでに電話でもめてました。
で、この夏父は日本に帰ってきて、おばあちゃんの遺品整理をしようという話になったそうです。
形見分けのことかな?と思ったら遺言書とかそういうのを探すらしくて、なんか余計に生々しいことになってきて心配になってきました(笑)。
ちなみに争うほどの資産は誰ももっていないはずなんですが…。
この遺品整理は専門の業者にやってもらうことにしました。
その方が見落としがなくて、公平性も保たれるだろうという判断だそうです。
もう、おばあちゃんが亡くなった悲しみとかお悔みとか、そういう感傷などどこにも見当たりません。
けど、遺品整理を第三者に入ってやってもらうというのはいろんな意味でありなんだろうなと外野ながら思います。
おばあちゃんのためにも早く解決してもらいたいもんです。
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