福生市の様々な遺品整理体験など感想をまとめました

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今回は下記に福生市の様々な遺品整理体験など感想をまとめました

福生市の遺品整理に伴う片付けの感想・1

遺品整理業を営む知人からこんなエピソードを聞きました。
確かちょうど12月の中旬頃で、もう年の瀬で街は忘年会や何やで騒がしい時期です。
このシーズンに増えるのが、実は自殺なんですね。
だから毎年年末になると、どこぞのアパートで自殺が出たから部屋を片付けてほしいという依頼が、遺品整理屋さんに来るわけです。

そもそもなぜ年末に自殺が多くなるのかというと、まあいろいろ人生に悲観しやすくなるみたいです。
「もう1年が終わってしまうというのに…」「来年も今年と同じで良いことなんてあるわきゃない」と、すべてをネガティブに考えてしまうわけです。
そこで自らの命を経つという。

知人はそんな遺書らしきものを今までに何度も読んできたと言っています。
とある自殺現場の遺品整理を訪れたときのことです。
その方は26歳の大学院生。
就職活動に行き詰まり、手首を切って睡眠薬も大量に飲んだそうです。
聞けば誰もがうらやむ超有名難関大学在籍なのですが、心を病んでしまったようですね。
現場に投げ捨てられたように置いてあった日記には、「なんで面接に通らないんだ」「あいつらは馬鹿か」「俺は社会に必要とされていないのか」「誰でもいいから助けてくれ」そのような言葉がもう延々と書かれていたようです。

福生市の遺品整理に関する色々な感想・2

遺品整理業を営む友人から聞いた、年末になると自殺者が増える話。
自殺する人ってかなりの割合で、遺書みたいなものを残すらしいです。
たいそうに遺言ではないんですけど、ノートとかに書き殴ったように。
やっぱり人間最後は携帯電話とかじゃなくて、紙に直筆で書き残すんだなって思いました。
あと最後はやっぱり洗いざらい言いたいんでしょうね。
もちろんそれが死んだあと残るわけだから、誰かを傷つけまいとするものもあれば、あえて誰かを貶めてやろうというものもあるようです。

その自殺者は30代前半の会社員の方。
残されていたノートには職場での人間関係、いわゆるブラック企業の勤務体制などを痛烈に批判していました。
なぜこれを生きている間に言わなかったのかが悔やまれますが、言えない雰囲気だから命を絶たれたのでしょう。
「社員は社長の駒か?ああ?」や「部長、あなた生きる価値がないと思う」などなど。
他にももっと酷い罵倒等もありました。

よく映画やドラマで処刑される直前に「言い残したことはあるか」って聞かれる展開ありますけど、確かに実際死を覚悟したらやっぱり何か言いたくなるもんなのかもしれないですね。
辞世の句という風習がありますが、最後だからさらっとかっこよく締めたいのか、それとも恥をかなぐり捨てて本心むき出しの言葉を残すのか、なかなか難しいところです。

福生市の遺品整理関連で見た様々な感想・3

遺品整理という業界が映画などで取りあげられ始めたとき、あれを遺品整理業を営む知人は「特需」と言っています。
あの時期の発注数は本当に半端じゃなかったらしく、なんとなく一回興味本位で依頼してくる人もたくさんいたそうです。
そうそう人はぽんぽん死ぬわけではないので、次のリピート依頼はいつになるかわからないのですが、とにかく遺品整理という世界があるということを知ってもらえたのは大きかったと、知人も言っていました。

しかし一方で困ったこともあったそうです。
というのも映画などで取りあげられるのは、遺品整理のなかでもハードな部分です。
つまり孤独死や自殺などで腐敗した家を整理するというケースですね。
なので、普段からそんな現場に出入りしている人たちだという、少し変わった目で見られてしまうわけです。
確かに間違ってはいないのですが、そんな目で見るこたあないでしょと、知人は少しご立腹でした。

ただ実際は普通の人が見ることの無い光景を見続けているわけだから仕方ないですよね。
自分たちは友達だから変わらず付き合ってますけど、見ず知らずの人だったら、少し近寄り難くなるのもわからないでもないです。

福生市の遺品整理行った上での感想・4

遺品整理業がようやく巷でも認知され始めた頃、意外にも働きたいという人もたくさん集まってきたそうです。
それまで散々求人には困り果ててたわけですから、今のうちに人員を補充しようと求人広告を出したそうです。
しかしそこで問題だったのが、求人広告の会社から「あまりハードな部分は書かないでおきましょう」と言ってきたことです。
大変な現場もあるということを包み隠さず伝えたい知人と、広告の反響を優先しオブラートな広告にしたい業者。
双方にも言い分はあったのですが、結局「そういうグロテスクな表現は広告規制に引っかかるんですって」という業者の指摘で、「清掃のお仕事!」みたいな、遺品整理屋ではないただの掃除屋さんみたいな告知になりました。

案の定人が集まったのはいいのですが、実際働いてすぐに辞めていく人が続出。
ほれやはりきちんと隠さず伝えなきゃいけないんだと、知人は言っていました。

その次にやり直した求人広告では、忠実に遺体のある現場も経験するということを伝えると、今度は興味本位のド変態ばかりが集まってしまって大変だったみたいです。
「死体に興味があるんです」と真顔で言って来たり、「こういう仕事でないとそうそう見れるもんじゃないですもんね」などなど。
アホちゃうかこいつら、という感じでとにかく落としまくったようです。
確かに死体愛好家なんかと一緒に働きたくないですもんね。

福生市の遺品整理に伴う様々な作業の感想・5

遺品整理をしていると、仕事なにしてるんですかって聞かれたときに困ると、知人は言っていました。
シンプルに「清掃関係」と言えばいいんですけど、別に掃除をしているというよりは亡くなられた方のお部屋にあるものを、片付けるお手伝いをしているわけです。
こう書くと全く掃除屋ではなく、片付け屋のようなもの。
しかし「片付け関係を…」なんて言ったら、どこかの殺し屋かという風にも聞こえかねないわけで。
かといって「遺品整理を」と言っても、なかなかピンとこなくて「遺品」という言葉になんか特殊なお仕事な香りがプンプンしますもんね。
なんか骨董関係?と間違われたこともあったみたいです。
「いやいや亡くなった人のものをかっさらって転売するとかじゃないから」と、知人も困っていました。

最近では「運搬とか清掃とか片付けとか」みたいな言い方で、のらりくらりと説明しているそうです。
そっちのほうがナンデモ屋みたいで胡散臭く聞こえるような気もするんですが。
まあ仕方ないのかもしれませんね。
それにしてもなかなか遺品整理業界も、立ち回りが難しいようです。

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