今回は下記に国立市の様々な遺品整理関連に関する意見と感想をまとめました
国立市の遺品整理に伴う片付けの感想・1
遺品整理がテーマの映画「アントキノイノチ」では、心に傷を負った若い人がいうセリフが、なかなか印象的だったと思います。
手首にリストカットの跡がある、ゆきの「やっぱり、跡なんか消えない」という言葉に、忘れたくても忘れられない辛さが、あらわれていました。
しかし一方で、自分なりに「ちゃんと生きたい」と仕事をするなか、「忘れなくてもいいんだよね」という、とらえ方をするようになります。
このセリフから、肯定して生きることの大切さを感じました。
この、ゆきという女の子は、人気女優が演じていることを差し引いたとしても、しっとりとした、味のある役柄で、傷つきながらも『人なつこい言葉』を、多く発していたと思います。
「生きるには、誰かとつながっていたい」
「聞いて欲しかった」
「もうひとりじゃない」など、
おそらく、ゆきは本来は人が嫌いなのではない、いわゆるラブリーな子だったのだと思います。
主人公が吃音などもあって無口なタイプなだけに、ゆきのひたむきな言葉が、この映画に色をつけていくようなところが良かったです。
遺品整理という重いテーマに、女の子らしいセリフが光っていました。
国立市の遺品整理に関する色々な感想・2
独居死であったことで、遺品整理を利用するケースが多くなっているとしたら、葬儀というものをとり行うケースは、その分減っているのかも知れません。
高齢化率が高いということで、日本全体では葬儀は多いのは当然でしょうが、葬儀の形が自由で多様になっているのと同様に、葬儀をしない自由もあるはずです。
「終活」ということばが流行っていますが、従来の冠婚葬祭の世界が、少しでも個性的になり、アレンジが可能になったことには、時代の進化を感じます。
さらに、ひとり暮らしが多いことによって、葬儀をするもしないも選択できるのは、合理的ですし、そう悪いことではないと思います。
ところで、この夏、私は葬儀の接待係のアルバイトを経験しました。
告別式も終わりに近づくと、儀式の最大の山場がご遺体との「お別れ」ですが、経験の浅い私には、仕事だというのに、このときが大変にいたたまれないものでした。
それなりに大人数の葬儀が多く、お花でいっぱいになった棺桶にふたをする、最後のとき、やはり泣く方は多いわけですが、号泣される場合もけっこうあるので、涙腺のゆるい私にはこらえるのが辛かったです。
しかし、もらい泣きしそうな位、ご遺族が泣いていた葬儀では、本当にその家族は仲がいいのだと感動しました。
皆で泣いてお見送りする葬儀が、将来減っていくとしたら、それも寂しいものです。
国立市の遺品整理関連で見た様々な感想・3
郵便局の宅配便で、お骨を送ることができると知って、驚いています。
そうして納骨し、永代供養するという、5万円の「送骨納骨」のサービスがあったので、時代もここまで来たのかと、ショックでもあります。
今のところ、お骨を送ることができるのは、郵便局のみで、一般宅配業の他社では取り扱っていないらしいのですが、モラル的に大丈夫なのかと感じました。
たとえ、犬や猫でも、火葬してしかるべき納骨の場所まで、大事に運ぶものだと思っていました。
そこに登録されているお寺は、関東・関西を中心にいくつもあるようです。
5万円には戒名をつける料金も含まれるとあり、たしかに安いとは思いますが、やはり、お骨を宅配便で、というところにひっかかります。
便利で楽だとしても、家族のお骨ですから、抵抗がある人は多いのではないでしょうか。
本当にびっくりです。
この驚きは、遺品整理の需要が伸びていることを知った際のそれとは、比べものにならない程大きいと感じます。
できれば、お墓でもお寺でも、せめてたまにはお参りに行ける距離にあるのが、望ましいと思います。
そして、行ったら自分たちの手でお水をとってきれいにして、手を合わせてお参りしたいですね。
ただ実際には、私も今、先祖のお墓に遠くてなかなか行けず、困っています。
この分では、やがてお墓参りもネットで済ませる時代が、いつか来ないともいえないかも知れません。
国立市の遺品整理行った上での感想・4
遺品整理ということばを検索すると、実にすごい数の業者がヒットします。
そして、よくみるとそれは、従来の運送業、引越業、廃品回収業、リサイクル業、そして便利屋までもが、遺品整理ということばを掲げているからだと気づきます。
また、遺品整理士の資格制度ができたのは、そんな「業者数の増大に伴う、モラルの低下を是正するため」とありました。
我が国では、リサイクル法ができたことで、不法投棄は処罰の対象となり、安く捨てるために海外で不用品を処分するとうたう業者もあり、それは違反だとする関係者の話も載っています。
遺品整理を利用する側として、速さをとるか、安さをとるか、適正さをとるのか、それとも作業員の士気の高さをとったらいいのか、迷うところですよね。
選ぶほうにも、それなりの注意が必要だと思います。
遺品整理という産業が、今後ますますしのぎを削るのは間違いないようです。
それによって、この業界の問題点や、課題がだんだん明らかになっていくのではないでしょうか。
遺品整理の今後に大いに期待したいものです。
国立市の遺品整理に伴う様々な作業の感想・5
遺品整理の業者をネットで調べてみると、色々なことがわかってきます。
ホームページがきちんと作られていると、やはり信頼が持てるように思います。
逆にそれがお粗末だと、なんとなく、ただのといっては失礼ですが、もとは引越や廃品回収だったところに、遺品整理というひと言をちょっとくっつけて、料金を上乗せするような感じかも知れない、と思えたりします。
遺品整理という特化したサービスを望むのであれば、やはりその内容やモットーなども明記している業者の方が安心のようです。
トップページは企業の顔のようなものですから、社会への取り組みや、業界の動きなどがかかれていると、意識の高さがうかがえるのではないでしょうか。
また、話題の業界ですから、テレビで放映されたVTR動画があるのもいいですし、その取材に協力した業者となると、尚更きちんとやってもらえそうですよね。
それから、目立つところに基本料金が明瞭に記されているのは、好感がもてると思います。
引越もそうですが、だいたい運び出す車の積載量で、ものの量は区切られるわけですから、見積りばかり急かされるのでは、不安に感じる場合もあります。
あとは、自分が何を重視するかで、業者のカラーを把握してから電話などでたずねた方が安心だと思います。
こちらの話をよく聞いてくれたり、気が利くと感じれば、何かあったときにも、意向が通じるのではないでしょうか。
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