今回は下記に横浜市保土ケ谷区の様々な遺品整理体験など感想をまとめました
横浜市保土ケ谷区の遺品整理に伴う片付けの感想・1
最近、遺品整理の生前見積もり・予約が増えてきているそうです。
「一人暮らしで子供もいないし死んだ後に迷惑をかけるのではないか」「残された家族やご近所さんに余計な手間をかけたくない」などという理由が多いようです。
ちょっとおかしな事のように思えるかもしれません。
また死んだ後の事を考えるのは辛気臭いと思う人もいるでしょう。
しかし、昔から遺言というものはありますし、自分の死んだ後について準備をしておくのはけっして変なことではありません。
人間はいつか必ず死んでしまうものです。
自分自身の死についてはあまり考えたくないことですが避けることはできない事でもあります。
死んだ後、自分がどうなるか、周りはどんな事になるかについて考えることは誰もが一度はあるのではないでしょうか。
自分の死が現実的なものとして見えてきた老人の方には切実な問題です。
自分の死後にな事が親族や周りの人に面倒な事が起きると考えると不安になってしまうという方は多いようです。
他人のためだけではなく自分の気持ちを安定させるためにも生前から遺品整理について準備をしておくのは良いことだと思われます。
故人の意志がはっきりわかれば死後に揉める事も少なくてすむでしょうし、良い事なのではないでしょうか。
横浜市保土ケ谷区の遺品整理に関する色々な感想・2
遺品整理を専門的に行う業者が生まれてきたのはここ十年ほどだと言われています。
新し目の業種と言えるでしょう。
昔は「便利屋」「何でも屋」などの業者が行っていたような事が独立して成り立つ商売になったのは現代の少子高齢化社会が背景にあるのでしょう。
亡くなった方の親族が死後すぐに依頼してくることもあれば、何年も経過してから暮らしていた物件の大家さんなどが依頼してくることなど様々な依頼のあり方があります。
かつてはマイナーだった遺品整理業者ですが、近年は小説やノンフィクション本のテーマとなったり、テレビで取り上げられるなど一般への知名度が高まりました。
『アントキノイノチ』という映画にもなっていて今ではすっかり一般化したと言ってもいいのではないでしょうか。
このような業種の出現を冷たい社会になったと考える方もいますが、病院と葬儀会社が提携して亡くなった後すぐにお葬式を行うことができるようなシステムはすっかり一般的になっています。
同じようにあと十年ほどすればここに遺品整理業者もセットになっている社会になっていても不思議ではありません。
横浜市保土ケ谷区の遺品整理関連で見た様々な感想・3
遺品整理を生きているうちからするというと不思議な感覚を覚えるのではないでしょうか。
言葉として矛盾しているようですが、生前整理として死後の心配を減らすために準備をしている方が増えてきています。
夫に先立たれて子供もいない高齢の女性などが多いようですが、定年退職後、第二の人生を始める時に身の回りを整理する方も存在しています。
この場合は老前整理と呼ばれているようです。
死んだ時の事を生きているうちから考えるのは後ろ向きだと思うかもしれませんが、それは違います。
死ぬことは生物である以上絶対に避けられない事です。
自分の死んだ後も世界は存在し続け、死後の面倒について必ず誰かが処理しなくてはいけません。
その方の負担を少しでも減らしたり、また自分が心残りとなる事がないように準備することは日々を前向きに生きるために良い事なのではないでしょうか。
遺族も故人の遺志がはっきりとしていれば葬儀や整理を行う上で揉めることがなく進められるでしょう。
また、死者の供養を怠ったとして金銭をだまし取ろうとする心霊詐欺の被害も、「私達は故人の遺志を尊重したのだから」と避けられると思われます。
このように生きている間からの整理、準備についても遺品整理士の方が手がけ、サポートするような風潮があるようです。
遺言を書く時に弁護士の方が公正証書を作るようなものでしょうか。
横浜市保土ケ谷区の遺品整理行った上での感想・4
以前、ツテから来た遺品整理のアルバイトをした事があります。
遺品整理業は特殊な環境での仕事のためあまりアルバイトを募集していることはないのですが、その時は特別だったようです。
遺族の気持ちを考えれば遺品を手荒に扱われたくないし人格的に真面目な人間が求められます。
また遺品整理は別名特殊清掃とも呼ばれ、腐敗した死体から出た死臭や虫などを掃除しなくてはいけないのでかなりタフでなくては務まらない仕事でしょう。
そうそうアルバイトに勤まる仕事ではないのでしょうね。
と、言うと自分がそれだけ厳しい条件に耐えられる立派な人間だと自慢しているように聞こえるかもしれません。
実際は辛さに耐えかねて短期でやめてしまったダメ人間です。
日給も普通のバイトに比べれば良かったのですが、仕事の大変さから言うと釣り合うかは微妙ですね。
遺族の立ち会いの元に仕事を行うことが多かったのですが、亡くなった方の家族が見ている前だと思うと緊張しっぱなしの職場でした。
また作業服を着ての仕事なのですが、服を着替えても身体にひどい匂いが染み付いているようで大変でした。
遺品整理のアルバイトを探している方には向き不向きがある大変な職場なので安易な気持ちで向かわない方がいいと伝えておきます。
横浜市保土ケ谷区の遺品整理に伴う様々な作業の感想・5
一人暮らしをしていた祖母が急に亡くなった時は色々大変でした。
心筋梗塞で急に倒れて病院に運ばれたのですが心の準備をする暇もなく亡くなってしまいとても動揺してしまいました。
当然本人にとっても唐突の死だったので自宅は片付いておらず生活感が残ったままでした。
そんな部屋を見ていると思い出が蘇りどうしても遺品整理をする気が起きなかったのです。
一人暮らしでも何かと家具などは多いもので素人が生活の間をぬって整理するには限界があり、遺品整理は遅々として進みませんでした。
本格的に片付けることを決めたのは死後一年ほど経ってからです。
このまま残していても誰の得にもならないし、思い切って捨てるものは捨てる、リサイクルできるものはリサイクルしたほうがすっきりすると思ったのです。
整理することに反対する親戚もいましたが紛糾の末、業者さんを呼んで片付けてもらうことにしました。
当時はこれでよかったのかと悩むこともありましたが、整理した後では正解だったと思っています。
一部の思い出の品を残して片付けることで自分の心にも区切りをつけ、祖母の死から立ち直ることが出来たと思えるからです。
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