ここでは八王子の遺品整理に関する感想を募集し、それぞれの内容をまとめてみました。
八王子市で遺品整理を行われた方の感想・1
最近、友人のお母様が亡くなってしまいました。友人の家には幼いころからよく遊びに行き、よく手作りのお菓子をごちそうになったものです。友人が地方へお嫁に行ってしまってからは、彼女のお母様と会う機会はめっきり減ってしまったのですが、それでもスーパーなどで偶然会うたび、昔話に花を咲かせたものです。
先日、お葬式に伺ったお礼にと、友人とお茶をすることになりました。落ち込んでいた彼女を励ます言葉を、私は知りませんでした。近々、ご実家を引き払うために遺品整理をお願いすることにしたそうです。できれば全部家にもって帰りたいけれど、今住んでいるマンションも広くないからと、彼女は力なく笑いました。
その時初めて遺品整理という言葉を聞いたのですが、これはただ不用品を処分するのとはまた違うようですね。故人の使っていたものは、遺族にとって思い入れの深いものでしょう。しかし、現実的にそれらすべてを残しておくというのは、難しいものです。遺品整理をすることで、気持ちの整理がついたということもあるそうです。彼女の場合も、少しでもいい方向に進めばいいのですが。
今回のことで、少しだけ自分の「死」について考えました。まだまだ先と思っていましたが、人間いつ死ぬか分からないものです。生きている間にできることは精一杯やりたいと思うようになりました。
八王子市で遺品整理を行われた方の感想・2
人の死に触れる職業というのは、大切な仕事です。しかし、大変そうだとやりたがらない人も多いのだと聞きます。
先日、一人暮らしをしていた祖母が亡くなりました。葬儀屋さんには本当に良くしてもらい、いいお葬式をあげることができたと思います。看護師をしている母も、これまで何度も人の死に触れてきましたが、やはり肉親の死はまた違うものがあると言っていました。
祖母のお葬式をしてくださった葬儀屋さんに、一人友人がいました。大変なお仕事ねと声をかけると、「でもご家族が無事に送り出せました、ありがとうと言ってくれると、やっててよかったと思う」と話してくれました。
葬儀屋さんのほかにも、祖母の死に携わってくれた方がいます。遺品整理を引き受けてくださった業者さんです。高齢だったので、掃除が行き届かない場所もあり、見ていても大変そうだと思ったのですが、「故人の生きた証ですから」と丁寧に仕事される姿に感銘を受けました。遺品整理というのは、ただ部屋を綺麗にするものではないのですね。思い出の品や形見になるようなものを探してくださり、すごくうれしかったです。
葬儀も遺品整理も、遺族に残された大きな仕事なのかもしれません。それを経ることで、気持ちが少しずつ整理されるものなのかもしれませんね。
八王子市で遺品整理を行われた方の感想・3
子供のころから持っている宝物の一つに、祖母から受け継いだルビーのネックレスがあります。祖母が亡くなった際、形見分けでいただいたものなのですが、当時高価なものだと知らなかった私は、どこにでもそのネックレスをつけていきました。今はなくすのが怖いので、普段使いにはしていませんが、特別なことがあるときには、お守りにつけていくことがあります。
そのネックレスはとりわけ祖母のお気に入りで、お出かけの時には必ず身に付けていました。祖母の首もとで光るルビーがとても美しく、私は何度それをせがんだか分かりません。祖母が亡くなった後、遺品整理をすることになりました。各々が形見を貰い受ける中、私が欲しがっていたルビーのネックレスはまっすぐ私へと手渡されました。しかし、私はそれを受け取ろうとしなかったのだそうです。「おばあちゃんがつけてるから綺麗なの」と言って聞かなかったと、母は未だに笑って私をからかいます。祖母の思いが形見には乗り移っていること、それを大事にすることで祖母が守ってくれることを聞き、ようやく受け取ったのだそうです。
遺品には故人の思いが詰まっている。本当にそうなのだろうと思います。最近では、遺品整理を手伝ってくれる業者さんがあると聞きます。遺族だけではなかなか進まない遺品整理は、第三者が介入してくれることでうまくいくのかもしれません。
八王子市で遺品整理を行われた方の感想・4
最近、孤独死をされた高齢者の方がよくニュースになりますね。誰にも見つけてもらえずに亡くなるというのは、とても寂しいことです。しかし、近年こうしたお年寄りは増えているのだとか。そうして亡くなった方の持ち物は、業者に依頼して遺品整理してもらうケースが増えているといいます。
遺品整理とはその名の通り、遺品と不要物に分けることなのだそう。死後数日で発見されればラッキーですが、何日も見つけられない場合、遺品整理の仕事は大変だと聞きます。腐敗臭が部屋に染みついてしまう場合があるのだそうです。
このところ、床に伏せがちな祖母が「死んでまで迷惑かけたくない」とよく口にします。最初はどういうことなのか私にはわかりませんでしたが、きっとお葬式のこと、亡くなり方など、様々なことが頭に浮かんでいたのでしょう。
祖母はもう、葬儀屋や遺品整理の手配を済ませたといっていました。まだ私には、「死」に対する実感が沸かず、自分が死んだときのことを考えるのは簡単ではありません。しかし、70歳を過ぎた祖母には死は身近なものになりつつあるようです。
このところ忙しくて祖母の顔を見に行けていませんでしたが、生きているうちに孝行できるよう、明日は祖母を訪ねてみようと思います。
八王子市で遺品整理を行われた方の感想・5
世の中には実に様々な仕事があります。誰でも夢を叶えて、憧れの仕事をしたいと考えるものでしょう。
私の友人に、遺品整理士の資格を取り、現在亡くなった方の遺品に触れる職業に就いた人がいます。初めて彼女の話を聞いたとき、私にとってそれは大きな衝撃でした。人の死に関わる職業は、どうしても敬遠されがちです。なぜ遺品整理士になろうと思ったのかを訪ねると、彼女は「大事な仕事だと思ったから」と答えてくれました。
以前彼女は、祖父を亡くした際、ある業者に遺品整理をお願いしたのだといいます。悲しみに暮れ、なかなか片付けられなかった遺族に変わって、祖父の遺品整理をしてくれたスタッフを目にした友人は、その仕事ぶりに感動したのだとか。
それからしばらくはOLを続けていたようですが、遺品整理をしてくれたスタッフのことが忘れられず、遺品整理士の資格を取ろうと決めたそうです。現在、彼女は遺品整理のお仕事を頑張っています。「大変だけど、やりがいがある」と誇らしげな顔を見て、少し羨ましい気持ちになりました。
以上が八王子市で遺品整理に関する内容を募集した結果となりますが遺品整理という事を一言で言っても様々な意見や感想が寄せられています。
特に八王子市は人口は約57万人と政令指定都市に近いぐらいの人口を有する場所ですのでこれから益々遺品の整理でお困りになる方がいらっしゃると思います。
その中でこれらの内容がこれから遺品整理を行う方のお力になれればと思います。
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